パドルボード紹介
VOL 2 奥田みゆきのパドボコラム

「パドボフィッシング 其の二」

 
サーフボード遊びの進化系
2006年に端を発する「パドボ フィッシング」
どんなものかを説明すれば、文字どおり「サーフボードに立ってパドリングしながら、魚を釣ろう。」という試みだ。
そのはじめは、オクダスタイルサーフィングでパドボを買って漕ぎ始めた福永さん。
リーシュコードを付けるひもから、ルアーのついた3メートルほどのラインを流していたら、カマスが釣れた!と自慢しに来たことから始まるのは、
前述の「パドボフィッシング其の一」をぜひ読んでね。
 
右の写真
6〜7月の鎌倉は、サバ、サバ、サバの群れが、あちこちに出没!
太くてでかくて、うまい!!!
下の写真で奥田が持っているのは
自作のスプーン(100円ショップで購入した、カレースプーンをグラインダーでアレンジ)と、それで釣れちゃった、立派なマサバ
 
何でも凝り性の奥田哲が、その後の3年間に「釣り」につぎ込んだ、「時間」と「お金」と「バイタリティー」は、おそらく誰にも真似できないだろうと思う。
初めは「そんなに甘くないですよ」と、お説教してくれた
某釣り具専門店の店員さん(これも其の一を読んでね)は、それから1ヵ月後には「今日、奥田プロが来店したんですよ〜」と、某お客に話したとか、自慢したとか・・
(その某お客がウチに報告に来たのです。)

釣具店は、奥田哲にとってのワンダーランドだ!
数件の釣具店に通い詰めて、あれが奥田プロだ。と
面が割れるほども頻繁にクレジットカードを使用して
店員さんに名前を覚えられ、その売上に貢献するお陰で、パドボ事業部では「釣り関係の研究開発経費」が膨らんだ。

本格的に「ボードで釣り」をはじめてみたら、いろんな道具が必要なことがわかってきたのだ。
実際にパドボで魚がかかってしまったときには、本当に様々な道具が必要になる。
身をもって学んだのは、奄美大島でサメがかかってしまったときのこと。
サメはグングン引くし、身体をよじって暴れるし、鋭い歯が外に向かって凶器のように並んでいるしで、どうにもできなかったのだ。
そこで、ボガグリップやペンチが必要なことを知った。

由比ガ浜の沖でメーターオーバーのシイラがかかったときは、
まるでヘミングウェイの「老人と海」を髣髴とさせる体験をして、
跳ねて暴れる魚を殴り殺すための棍棒が必要だと悟った。

冬にカワハギが釣れれば、ポイントに留まるためのアンカーを持ち、
春にキスが釣れれば、鮎の友釣り用の曳き船を中古で購入。
夏にサバがつれれば、クーラーボックスの必要性を感じ、
秋にイナダの群れに遭遇したら、その場で絞めるためのナイフと入れ物が
絶対必要とわかる。
ほとんどの場合、リリースなどもってのほかで、魚を持ってランディングすることを考慮しなければならないし、上陸したら、魚とタックルとボードとパドルを家まで持って帰ることができなければならないのだ。

この3年間にあれこれと試行錯誤を繰り返しながら、あらゆるスキルを身につけて、釣りのための道具も増えた。
なぜか投網まである・・・
ボードの上から投網を投げようというのは、エキスパートレベルのボードフィッシングじゃん?

こんなにも「釣り」につぎ込んだエネルギーが
パドボフィッシングのために「生んだ物」とは・・・

1. ロッドホルダー付、ウェストバック
2. ロッドホルダー付、ベルト
3. パドル用リーシュコード
4. パドボフィッシング用、オリジナルロッド「HOT ROD - PADOBOモデル」
5. タックルをボードに固定する仕組み(釣れたキスで泳がせ釣り)
6. ポータブル魚群探知機をボードに装着する仕組み(企業秘密)  ・・・など

このうちいくつかが商品化され、すでにパドボ事業部から発売されていて、ボードアングラーたちの好評を得ている。まだ仕掛けた研究開発費の元が取れるまでではないが、そこそこ売れている。
「必要は発明の母」ってか?

 
パドボフィシングでは最初につれたキスを生餌にして泳がせて、ヒラメなどを釣る。
右の写真、掃除機のようなフォルムのこれが、キスを生かしておくための曳き船(Daiwa製品)
もともとは、鮎釣り用の「おとり鮎」を入れておくためのもの。
川の流れに乗って安定する形状をしているので
パドリングで移動している時にもひっくり返ることなく
ボードの後ろをついて来る。
 
左の写真は、オクダスタイルパドボフィシングの七つ道具。
コンデションと狙い目により使い分ける。

最近ではこのパドボフィシングブームに触発された先見の明がある人達が、自分の発明や工夫の品物を持って、アドバイスを求めて来るまでになった。
imaのルアーを作っている株式会社アムズデザインとコラボして、オリジナルロッドホルダー付ウエストバックを製作することにもなった。

スタンドアップパドリングの大会「パドボグランプリ」では、世界初のボードフィッシンッグコンペも開催して、世間の話題を呼んでいる。
そしてついに、釣りの業界新聞「釣具界」が、取材に訪れたのである。
2009年6月25日発行の第1577号と続く第1578号で、パドボフィッシングを特集した!!!
釣り業界いわく「楽しくて、可能性を秘めた新しい釣りのスタイル」だそうだ。
今年は釣り業界もパドボに熱い視線を注いでいるに違いない。

 
右の写真は、今年初のシイラ。
20分ほどのファイトの結果、釣り上げた80センチオーバーの立派なオス

そもそもサーファーには釣りも好きな人物が多い。
釣りの世界で「サーフ」と呼ばれる場所は、明らかにサーフポイントでもあるわけだ。海岸地形やカレントを知ることや、潮時を理解することなど、波乗りと釣りは必要な知識も共通する。

今や、オクダスタイルサーフィングはサーフショップでありながら、ルアーやロッドが並び、リールやラインも売っているのだ。
フィッシングギアを購入してくれたお客様には、ワックスではなく「網」をサービスしている。
遠方から来て、釣れちゃった人には、アイスパックもサービスしちゃう、この親切!
お魚釣ってね!おうちへ持って帰ってね!おいしく食べてね!の真心のサービス満開です。

パドボフィッシングにご興味のある方は
ぜひ、オクダスタイルサーフィングへ。
ご来店をお待ちしております。

 
第4回パドボグランプリの翌々日に大会競技委員長の小宮君が釣ってきたスズキ、65センチ!
大会当日に誰かのルアーにヒットしてもおかしくなかった。
そのまた翌週には、奥田哲が75センチのスズキを上げた。

2009年7月現在の鎌倉釣果情報
カマス30センチオーバー、スズキ75センチ、シイラ83センチ、マサバ45センチ、
メバル、カサゴ、ムラソイ、イワシ、アオリイカ、ワカシ、ショゴ、
イカが海藻に産卵。
砂浜の波打ち際や潮溜まりにはアカエイがいるので、注意!!

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