PADOBO GRAND-PRIX
イナダクラシック

第5回 イナダクラシック

開催日 2013年10月20日 日曜日
 主催
共同主催
2WMS パドボ事業部
横浜 F・マリノス
 マリンスポーツチャレンジ
協賛各社
(順不同)
株式会社アムズデザイン
株式会社ウインドサーフィンジャパン
株式会社 オンズカンパニー
サーフィンショーツ
株式会社ジェイアールエス
GKコーポレーション
DICK BREWER SURFBOARDS 
マイノリティ
株式会社マニューバーライン
有限会社モアナ 
有限会社パイオニアモス
ホットロッド
株式会社ローカス  
ONE WORLD LTD
オクダスタイルサーフィング
後援 鎌倉マリンスポーツ連盟
2013年 あきれるほどに波が無い夏が終わり、秋の気配を感じたとたんに週1ペースで台風が来襲!!
24年ぶりに稲村クラシックも開催されて大いに世間の話題となった。
釣りのベストシーズンと言えば「秋」なのだが、この時期に開催する海のイベントは「台風とのにらめっこ」になる宿命でもある。
稲村クラシックと共に、伝説の「釣り大会」となるか??
 
運を天に任す
10月11日に発生した台風26号は、大型で非常に強い勢力を保ったまま日本列島の南岸をなめるように北上した。気象庁は15日午後より、関東地方に接近・上陸する台風としては「10年に一度の強い勢力」と表現して警戒を呼びかけた。
伊豆諸島の北部を通過した暴風雨により、伊豆大島では大規模な土石流が発生し甚大な被害を被った。行方不明の島民の捜索を終えることが出来ないうちに、次の台風27号が同じ進路で北上し、その東側にあった台風28号とともに関東沖でひとつに合体するという前代未聞の台風フィーバーのアイマに「第5回イナダクラシック」は、かなり無理やりという感じで開催するはめになったのだった。
というのも 2日前までは「曇/晴」だった天気予報が一転「雨」と覆された。
天気図によれば、穏やかに日本列島を包むはずだった高気圧が分裂して気圧の谷ができ、そこへ小さく低気圧が発生し、これに前線が付いてさらに発達。
ちょっとした「嵐」の様相になってしまった。
普通の釣り大会なら中止してしかるべきコンディションだ。
が、しか〜し!
予備日に指定した10月27日は、台風27号と28号のダブルパンチが予想できる・・・もしかしたら二つの暴風圏がまるでタンゴを踊るように、太平洋沿岸をかき回してゆくのかも知れんじゃん!?(゚_゚;)
ここは過去のイナダクラシックのような微妙な判断ではなく、きっぱりと強く決断した。
「やるっきゃないでしょ!」
決断してしまえば、あとは気が楽。
運を天に任すだけ〜・・・♪
 
嵐のゲリラ戦!
当日。
冷たい風と小雨降る朝6時に集合したのは、地元鎌倉、逗子、藤沢をはじめ、東京都、千葉県から参加した総勢25名の猛者たち。イナダとのサシの勝負に賭ける気迫がみなぎっている。(今日は気迫が無きゃ海に来ないよね・・)
今シーズン初となる5oフルスーツに身を包み、午前6時40分に戦闘開始。



ザ・集中!
心頭滅却すれば嵐もまた楽し? 

これも大事な出艇準備・・・
腹がへっては戦は出来ぬ!

やがて雨の粒が大きくなって、横殴りの強い雨脚に本部テントの中もビショビショ・・・
強いオフショアの風に海面は波頭が立ち、砕ける波頭のしぶきで視界がさえぎられて、
選手達の姿を目視確認することも困難な状況になってしまった。
過去最高のハードコンディションだ!
この中でパドボするだけでもスゴイコトなのに、竿を出して釣りをしているのって
ちょっと〜、皆さんすごくない?


午前8時 早々に前線から引き上げてきた選手は、もはや戦闘放棄な状態。
風をつかんで疾走するウインドサーフィンに仕掛けを取られて、ロッドが3つに折れた!と言う玉砕報告も上がってきた。
しかもウインドにやられた選手本人は、折れた竿の先でタコを狙っていると言うから、なんとも見上げた根性だね〜!!
 
沖はこんなん!

8時30分 
競技開始からわずか1時間50分で半数以上の選手達が帰還しちゃいました〜 
(´д`ι)

海上にいる選手の安否確認のためにパトロール艇で偵察に出てみた。
今日はゴムボートなんて役に立たない。頼りになるのは水上バイクだけだし。

和賀江嶋の近くで陸に向って漕いでいる3人の姿を確認し、レスキュースレッドをつけた水上バイクを沖へ向けた。
ふと見ると、逗子マリーナの堤防に人影が見えた気がした・・・
風雨の先に目を細めてよく見ると、やっぱり誰かが、ボードに座って漕いでいる。
風は北風でヨットハーバーの港口に真正面から、強烈に吹きつけている。
港内にいれば安全だが、消波ブロックの外へ出てしまうと帰還不能になる恐れがあるので、これは様子を見に行くべきだと判断。
 
「大丈夫ですか?」と声をかけてみたところ
「天の助け」と言われるほどに喜ばれた。(・∀・;)
流されそうになって、自らヨットハーバーの中に避難したが、それきり出れなくなったと言うことで、
「このまま逗子マリーナに上がってしまおうか?逗子マリーナから苦情が出て大会本部に迷惑をかけないだろうか?」と、あれこれ考えていたところに、水上バイクが着てくれた!」とアリガタがられちゃいました。


そうですか、いろいろとご配慮いただきましてどうも、どうも。
まず、港へ避難したのは最上のリスクマネージメントでしたね。
それから逗子マリーナに上陸しても苦情は出ないと思いますけどね。
その前に、本部に電話してくれても良かったけどね。


と、ひとまずレスキュー体制で材木座のビーチへ・・・
ヤレヤレと思ったところが
「ヤダ!もうひとり、帰って来ていないの?え?チャンプ・バラシノ?」
唯一の安否情報は「さっき電話で話したときは、砂浜の漁船があるあたりで休んでいると言ってたけど・・・」
了解しまして、次は坂ノ下方面へとパトロール艇を向ける。

ゆっくりと航行しても あまりに激しい風雨に岸側に顔を向けておくことが出来ない・・・
岸沿いに湾の端まで行って、沖へ向い、稲村ガ崎の手前に水上に立つ人影を発見!
折りしもその眼前に鳥山ができて、いかにもそれに向って漕いでいるように見える・・・・・レスキューのつもりで来たけど、全然心配ないってこと?
デモこれは人違い・・・
今年のパドボグランプリのパドボクラス優勝者、大市君がたったひとり、ガンペキでサーフィンしていました。
(って、それもどうよ?という、今日のコンディションなんだけど)
  



名人の資質!

午前10時には全員が無事に帰還して、そのまま「コールドゲーム」といたしました。
結果としてはイナダを見ることが出来なかったわけですが、「これは究極のスポーツフィッシングなのだ!」と実感する大会となったのでした。
釣果は、西田(名人)英幸選手がソウダカツオ2匹で外道賞で優勝。森重樹選手がソウダカツオ1匹で2着というところ。最後まで粘ったバラシノ石川敬司選手は可愛いトラフグ1匹・・・まぁ、釣果は釣果なので評価しましょう。
パドルフッャーマンズ、恐るべし。

出れば必ず入賞するのが、西田名人

イナダはいないが カツオで勝利した
西田選手と森選手
西田選手は、さすがに名人と言うとおり、ちゃんと2匹をお持ち帰りになったのは、お見事でした。
今回の名人のタクティクスを教えちゃいましょう。
風が強く表層が荒れていたことから、重めのジグ(GUN吉40)を選択深いところにいたソウダカツオに、しっかりとアピールして成功。
荒れた海面でアタリがわかりにくいところを確実にゲットするところが名人の証なのだ!


惜しくも破れた森重樹選手も本番に強い。第1回イナダクラシックでは競技終了寸前に釣り上げたイナダが、人生、初のイナダだった。今回のハードコンディションで確りと釣果を上げてこれるということは、間違いなく名人級の称号に値するのだ。

 
                   で、昨年のチャンプ、バラシノ石川選手。
    相変わらずレンタルしたボードで、一人だけ風上に向って行って、
        レスキューに至らず自力で帰還したのみならず、
            サバフグでもクサフグでもなく、
    ちゃんとトラフグを釣って来ちゃうところが、
     不思議な天性の持ち主なのかもしれない・・・








                  集中力を切らさずにがんばりました!
任務完了\(^o^)/

最後は全員でビーチクリーンアップ。
今日は「水辺感謝の日」として、全日釣(全日本釣り振興会)が主催する「全国一斉 釣り場清掃デー」なのだ。
が、この天候ではおそらくどこも中止したに違いない。
でもここでは全員がウエットスーツ姿!! 張り切ってゴミ拾いすることが出来ました。
皆様ご協力をありがとうございます。ご苦労様でした。
そして、ご協賛くださいました各社からいただいた賞品を全員で山分けといたしました。まずは釣果の順に、何も釣れなかった人はじゃんけんで、好きなものを選んで頂戴いたしました。
嵐の中のパドボフィッシング大会はこれにて終了。
第5回パドルフィッシャーマンズミートは、伝説に残る「嵐」だった・・・




今回の工夫大賞!
この写真でわかりますかね?
ボードのデッキに市販の吸盤式ハンドルが付いていて、それに木の板(かまぼこの板的な)が付いていて、その板にこれまた市販のロッドホルダーを固定しているという、簡易ホルダーなのだが、
さらに工夫されているのは、ウレタンのクッション素材が巻きつけてあり、ルアーを引っ掛けるように出来ているのだ。
まるで女性のアクセサリーホルダーの如く・・・
な〜るほど〜♪と感心、感心。

市販されているものを使って、

そこらへんにあるもので、さりげない工夫が・・・

なんでもアイデア次第ですね。 

 
オーナーは、山口マーちゃん。
これの名前は?と聞いてみたら、
「今日が初めてなんです〜 
海に落ちないで ちゃんと使えたら、名前 考えます〜」
だって・・・

 ナイスアイデアよ!
 
釣り業界新聞「釣具界 第1735号」(2013年11月15日発行)に、
本大会の記事が出ています。
(画像をクリックするとポップアップ表示されます)


稲村クラシックが新聞記事になったのは初めてですが、
イナダクラシックは毎回、新聞ネタになってますよ〜 *゚・:。ワァ(・∀・)オ。・:゚*

第6回イナダクラシック 2014年10月19日開催
第5回 イナダクラシック 2013年10月20日開催
第4回イナダクラシック 2012年10月28日開催
第3回イナダクラシック  2011年10月23日開催
第2回イナダクラシック 2010年10月17日開催
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