パドルボード紹介
パドボの遊び方その8

近所の川でも遊べるよ!

 日本列島には四季があり、雨や雪を蓄えた急峻な山から海に下る多くの川があり、湧水があり、全国に「内水面」と呼ばれる「淡水の水辺や川の汽水域」がたくさんあります。
パドボはマルチな水上移動手段ですので、川もフィールドになっちゃいます。
海や湖には遠いけど、すぐそこに川がある・・・という町にもパドボが似合うのです。
東京都と神奈川県の境を流れる「多摩川」も楽しいフィールドのひとつです。

多摩川の河口には羽田空港があり、最上流部は御岳山を仰ぐ奥多摩湖です。

左の写真を撮影した2010年の夏。
この日は、田園調布の少し下流から、2キロほど上流に向かって漕ぎ、
適当なところで折り返してもとの場所に帰りました。3時間ほどの川のお散歩です。


下の写真は大田区にあるガス橋付近の様子です。
このあたりでは、ボート競技の練習もよく行われています。


水の色は茶色くて、滅菌剤の臭いが少ししていますが、水質はそれほど悪くないようです。川面にはたくさんの魚が群れ、野鳥の種類も多く
「これが東京?」と思うほど、本当に豊かで長閑な環境です。

川の中から見ると、両岸には簡素なつくりの(住居表示がない)戸建て住宅が並び、庭(?)の肥沃な土地を利用した畑では、大きなトマトや、鈴生りのキュウリや、立派なトウモロコシなどが栽培されています。
どこかの開け放たれた窓からは、スローなジャズが流れてきます。
それはまるで優雅な別荘暮らし・・・・


川のほとりの大きな木の陰で憩い、川面を渡る風の音とともに穏やかな時が流れてゆく。頭上では鳥がさえずり、足元の草むらには昆虫の気配がする。大都会の縁には自然の営みが、こんなにも身近にあるのだと気が付くことでしょう。

蒸し暑さと人いきれがするラッシュアワーの橋の上とは、別世界がここにある・・・



人生って、金銭的な欲求を離れたところに平安があるんだなぁ〜・・・と実感。



さて、
沖縄など南国のマングローブが自生している川下りも 一般的になりつつあり、
最近では、パドボでのマングローブツアーなども行われているようです。

何にもいないように見えても マングローブ(ヒルギ)の森では、その根元の泥の中にたくさんの生物が棲んでいます。
人や獣が侵入しにくいことから、良好な生態系が営まれていますので、良識のあるパドボーダーの皆様には、ボードを降りてマングローブの中を歩き回るようなことを絶対にしないようにお願いします。
知らずに大量虐殺や環境破壊を引き起こすことになりかねません!

また、街中の河川には、放置された危険なゴミが沈んでいることがありますので、
怪我などしませんように、くれぐれもご注意を・・・
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