PADOBOのルーツ
鎌倉市材木座海岸は、明治時代から100年以上もの歴史のある海水浴場。昭和10年代から30年代まで、フロートという波乗り道具があった!(詳しくは、サーフカルチャーのページを読んでください。)
ハワイでは、波乗りの写真を撮影するためのツールであったものをリバイバルさせたのが、ブライアン ケアラナ。
MAKAHAで由緒あるサーフィン大会「Baffalo Big Board Surfing Classic」での、ひとつのゲームとして始まった!!
その昔HAWAIIはWAIKIKIのビーチボーイ達が小遣い稼ぎにやりだしたのがはじまり。 波乗り体験する観光客たちを撮影するために、首からぶら下げたカメラを濡らさないようにボードに立って漕いで出たのがそのルーツと伝え聞く。
それをサーフィン大会の一種目に仕立てたのが、MAKAHAでの御存じ『BAFFLOW BIGBOARD CONTEST』でのこと。「なにか面白いことないかな・・」で、『スタンドアップ パドリングアウト サーフィン』この新種目は、2003年から始まったまったく新しいサーフスタイルだ。
WAIKIKI BEACH BOY STYLE”と名付けられたこの種目に出場するサーファーを紹介するとラスティーやブライアンなど、バッファローファミリーは言うに及ばず、ボンガ・パーキンスやデュエイン・デソトの世界チャンピオン達。
それからランス・ホーオヵノ、エリック・ハウ、バジー・カーボックス、アーチー・カレパなどなどビックネームがずらり。
普通のサーフィンはあたり前に上手で、次の可能性にチャレンジしているおじさま達がここでは主役なのだ。この種目が始まった2003年当初は、各自が工夫をした様々なパドルを見る事ができた。 例えば、木製のカヌー用パドルに長いシャフトを付けたものや、日本で見かける「雪かき用のシャベル」のような形のプラスチック製のもの。などなど・・
翌2004年、カーボン製のパドルが登場したが、奥田哲は自作の木製パドルを持って出場し、そのパドルはMAKAHAローカル達に大評判で大会中はみんなで使い回しの引っぱりだこであった。
その後パドル作りは過熱し、試行錯誤の開発とテストが繰り返され2005年に製品化した。 『PADOBO-パドボ』物語はいずれまた・・
スタンドアップパドルの流行りはMAKAHAだけではない。MAUI島ではレイヤード ハミルトンとデイブ カラマがMALIKO BAYをスタートしてダウンウインドで(風下へ)漕ぎまくり、途中、HO’OKIPAでクローズアウト気味のダブルオーバーを何発かメイクし、たぶんその後、CAMPONEのアウターリーフで乗りまくりながら最後はKANAHA BEACHへ上陸するというとんでもない遊びをしている。
MAUI島からMOLOKAI海峡を横断してOAHU島へのレースも行われたと聞くから驚きだ。
HAWAIIANは遊び方もでかい!!
バッファローさんにプレゼント
ラスティさんにプレゼント
2005年にオクダスタイルが提案したのは、海に限らず水に浮かべて、立って漕ぐ『スタンドアップパドルボーディング』それは波がなくてもサーフィン感覚なのだけれども波乗りだけではなく、その遊び方は思いつくまま無限にあるということ。
浮力のあるボードなら(11フィート以上のサーフボード、ウィンドサーフィンボード、レスキュー用パドルボードなどなど)デカすぎて置き場所や処分に困っているボードでも水の上で立てるものなら、なんでも使えます。
初めてトライする皆様にはレンタルボードをご用意しました。 パドルも貸し出しますので、まずはトライしてください。